リウマチではない関節痛には何がありますか？

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　リウマチ以外の関節痛には何があるのでしょうか。

　関節リウマチは、その名の通りに関節に症状がでることが多い病気です。

　その症状は、手首や足首、手足の指の付け根、肘、膝などが多くなります。

　これらの関節に炎症が起きることで、腫れたり痛みが生じるようになります。
　しかし、関節リウマチでは、関節以外にも症状がでることがあるのです。

　関節に出る症状には、いくつか特徴的なものがあります。

　朝起きた時に手や指がこわばり曲げ難い状態になります。
　体全体にもこわばり感がでることもあります。

　関節を動かそうとすると激しい痛みがあり、熱を持つようになります。
　手足や肘、膝などの関節に現れやすいとされています。
　片方だけでなく、左右の両方に現れるようになるのが特徴的です。

　関節が腫れた状態が続くと、骨なども破壊されて関節が変形してしまいます。
　手足の指や手首が曲がったり、伸ばせなくなってきます。
　早い段階での治療が大切になります。

　このような症状が関節リウマチの特徴的なものとなります。
　おかしいと感じたら、すぐに病院で診てもらいましょう。

　しかしながら、関節の痛みがあるにもかかわらず病院での検査でリウマチではないと診断されることもあります。
　そのような場合には、どんなことが考えられるのでしょうか。

　単なる関節の炎症による痛みであればそれほどの心配なしなくても大丈夫です。
　ただ、ひとつ考えておきたい病気があります。　

　それは、線維筋痛症です。
　これは、身体全体に激しい痛みが現れる病気です。

　原因は不明なのですが、全身の関節や筋肉などに痛みが生じるようになります。
　この他の症状としては、過敏性腸症候群や逆流性食道炎などの自律神経的な症状をや不眠やうつ病などの精神的な症状などを伴うようなこともあります。

　この線維筋痛症も関節リウマチと同様に女性に多く見られています。
　また、病院での検査でも異常がでることが少なく、その診断や治療には困難になる場合も多くなっています。

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