その蕁麻疹は膠原病の初期症状かも？

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その蕁麻疹は膠原病の初期症状かも？

　その蕁麻疹は膠原病の初期症状かもしれません。

　膠原病は女性に多いと言われており、いきなり発症することがあります。
　その原因はよく分かっておらず、慢性化することもあります。
　そのため、特定疾患に指定されています。

　膠原病と言ってもさらに細かく病名が分かれているので、人によって症状に違いが見られることがあります。
　よく言われていることとしては、初期症状に蕁麻疹が起きるということです。

　これまで蕁麻疹が出たことはないという人が、いきなり出てしまうことがあります。
　蕁麻疹はアレルギー物質を飲食したり、触れたりすることで発症しやすいものです。

　しかし、膠原病の場合、これまでアレルギーではないという人でも、初期症状として現れてしまうことがあります。
　特にアレルギー成分の強いものを食べたわけではないのに蕁麻疹が出たら、膠原病を疑ってもいいかもしれません。

　診断はまず血液検査によって行われます。
　それだけで判断できないこともあるため、問診や見た目の症状などから調べていくことになります。

　膠原病の初期症状としてよく言われている蕁麻疹は、全身に現れるというわけではありません。
　多いものは、両頬となっています。

　日光を浴びた後に、蝶の羽のように両頬に赤みを帯びて広がることがあるため、疑わしい症状が出た場合には膠原病の可能性が高いと言えます。
　もちろん、元々、肌の弱い人も日光を浴びることで両頬に湿疹のような赤みが出ることはあるものです。
　この点の区別をつけることは素人では難しいことから、専門科で診てもらうことが一番です。

　この場合、日光過敏になりやすいため、日差しの強い時には日光を避けるような格好をすることが大切です。
　日傘や帽子などで日除けをします。
　これだけでも随分と症状は軽くなるはずです。

　それから、日焼け止めを塗るなどの対策も効果的です。
　このように、いくら紫外線対策をしても効果を感じられないということがあります。
　そんな時は、日光過敏が進んでいることが考えられることから、早急に治療にかかることが大切です。

　次はこちらの記事です。
　膠原病の皮膚症状ではかゆみはない？

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